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2012年 2月 19日(日) SMASH.25 東京ドームシティホール[チケット情報]

SMASH.25ポスター


暴動寸前…トルコは魔法のプロレス大国だった!!

 

右がトルコの英雄、TPW選手権者ムラット・ボスポラス。左は一番弟子の巨漢・TPWタッグ選手権者ビッグボーイ。(撮影・新田さん)

「恐怖の大王」の正体を追いかけ、TAJIRIが最後にたどりついた先は欧州最果ての地トルコ。

ベルギーで合流した、ドイツ在住日本人記者の新田さんも一緒です。

イスタンブール空港へ到着すると、身長190センチ体重200キロは確実にありそうな、超巨漢がオレたちを待ち構えていました。

ホテルが用意してあるから、こい!と、ブロークンな英語で言います。実に横柄な態度です。

車に乗せられました。

「東西文化が融合する国」なんてよく言われるトルコですが、まさしくそのとおり。

これまで世界各国くまなく周ってきたオレの眼にも、車の窓から見える光景は「おとぎ話の国」そのものな無国籍感が漂っています。

巨漢の男が言うには、今夜TAJIRIの試合が組んである。対戦相手はトルコの…否、我々の親方であるムラット様だ、とのこと。

ベルギーのときと同じく用意周到に、やはり試合が組んでありました。

これは「お前(TAJIRI)もよく知っている人物」(コバック談)という「恐怖の大王」が、現在のオレの実力を査定しているのだと考えるべきなのでしょうか。

どちらにしろ、そのムラットとかいう親方が「恐怖の大王」解析に関するすべてのカギを握っているとするならば、どんなにアウェーな状況であろうと戦う以外にない…覚悟を決めました。

車はメチャクチャな運転でホテルに向かいます。

人を轢こうが、他の車にぶつかろうが、一切知ったこっちゃねえと言わんばかりの荒い運転。この車だけがそうなのかと思ったら、他の車も全部そうなのです。気性の荒い国民性…今夜は用心してかからなねば。ムラットに対してだけではなく、リングを取り巻く観衆全員を敵と思って戦わねば…そうして「恐怖の大王」の正体を、今夜こそ明らかにしなくては…モスクを形どった魔法の宮殿のようなホテルに到着しました。

巨漢はオレの顔を見てニヤリと笑い4時に迎えに来ることを告げるや、ドスンドスンと廊下に轟音響かせ立ち去っていきます。まるで魔法のランプから出てきた巨漢の魔人が、霧の中にその姿をくらましたかのようでした。

4時になり、ドアがノックされました。

さっきの巨漢ではなく、背が高く細いけれどもガッチリしている、カミソリのように目つきの鋭い男が立っていました。

「いくぞ!」

またもやブロークンな英語が、さらなる不気味さを醸し出します。

ワゴン車に乗せられました。後方シートがすべて取り外してあり、空間にはペルシャ絨毯が敷き詰められています。

「そこに座れ」

車が走り出します。相変わらず荒い運転。何度通行人と接触しそうになったことでしょう。道を横切っているのが子供であろうと老人であろうと、まったく気にせず突っ込んでいきます。あまりの傍若無人ぶりに、だんだん腹が立ってきました。

「ヘイ、スローダウン!」

目つきの鋭い男の肩をつかんで忠告すると、男は振り向いてキッ!とオレを睨みつけるや

「これがトルコのマナーなんだよ!!そんな国で安全運転しろたあアホか、お前!?」

とことん醜悪な笑みを浮かべ、絶叫するように言い返してきました。

何を言っても無駄だと思い、おとなしく座っていることにしました。

会場到着。

想像していたよりも、近代的で綺麗な建物でした。

オレの試合はTPW(トルキッシュ・パワー・レスリング)選手権、vsムラット・ボスポラス。

新田さんにお願いし、ムラットがどんなヤツか探ってきてもらうことにしました。

数十分後、顔色の青ざめた新田さんが戻ってきて、このような情報を掴んできてくれました。

○ムラットはベンチプレスで230キロを挙げ『トルコ一の力持ち」と呼ばれている

○身長はそれほどでもないが、腕の太さや胸の厚さが凄まじい

さらに

○空港に迎えに来た巨漢は、ビッグボーイというムラットの一番弟子である

○あれほど巨漢なビッグボーイをも、ムラットは子供扱いしてしまう

ムラットの実力は相当なもの…

オレは、ECWやWWEで何度も対戦経験のある タズ を頭に浮かべてみました。体型的に、そらくタズと同じような戦法をとってくるに違いない。それならば力づくで強引にブッこ抜いてくる投げを狙ってくるだろう…あれこれと対策を立てました。

「出番だぞ!!」

さっきの目つきの鋭い男が控室のドアを乱暴に開けました。リングに向かいます。新田さんはあとに続きます。

もの凄いブーイング。子供や青年らが、入場するオレの背中をバチバチと叩いてきました。それを制止するセキュリティーは、当然いません。駆け足でリングに上がりました。会場に、渦のようなブーイングが轟きます。ムラットがベルトを掲げ入場してきました。

「ウオオオオオオオオオー!!」

会場には一転して、ムラットを賛美する声援が渦巻きます。

「ムーラット!!ムーラット!!ムーラット!!ムーラット!!ムーラット!!ムーラット…」

鳴りやまないムラットコール。セコンドには、ビッグボーイが付いています。

リングで対峙したムラットは、ニヤリと笑いこのようなことを早口にまくしたてました。

○「恐怖の大王」の弟子である俺様の実力がいかほどのものか、その身体をとおして知れ

○そうして貴様が俺様の実力に恐れをなしたとき、「恐怖の大王」の正体を教えてやる

○そうしてさらに恐れおののき、リングの上で震えあがり、欧州最果ての地トルコで生き恥を晒せ

アラーの神をたたえ、天高く両手を掲げるムラット。

その瞬間、会場の興奮が頂点に達したようでした。

ゴングが鳴ります。

いきなり、首から背中にかけもの凄い衝撃が走りました。

先制のラリアットを喰らってしまったのです。喉元に棍棒を打ち込まれたような衝撃でした。

そして次の瞬間、オレの身体は宙高く舞い上がっていたのです。Tボーンスープレックス!!やはりムラットは、タズと同じように強引な投げ技を使ってくる。

試合は、ムラットが圧倒的優位のまま進んでいきました。オレが攻められる都度、会場内には歓喜の叫びが響き渡ります。

そうして攻められながらも、ムラットは攻撃を仕掛けるさいアラーの神へ祈りを捧げるパターンを持っていることに気が付きました。

そこを突破口になんとか逆転を狙ってはみるものの、あまりの怪力になすすべがありません。気が付くと、オレはコーナー近くに投げつけられていました。そうして両手を掲げたムラットのシルエットが、ライトをの中でオレに降りかかってくるのが見えた次の瞬間…

フロッグスプラッシュで全体重を浴びせられました。怪力だけではなく、飛び技も駆使するとは完全に想定外でした。

なんとかキックアウトしたものの、この攻撃で完全に戦闘不能となってしまったオレは、余裕をちらつかせゆっくりと起こしにおくるムラットのガラ空きな顔面めがけ、グリーンミストを噴射したのです。

顔面を両手で抑え、リングの上をのたうち回るムラット。

ゴングがけたたましく打ち鳴らされ、ビッグボーイがもの凄い剣幕でリングへ上がり、ムラットにドスンドスンと駆け寄りました。

すると瞬時にして、会場内に狂気の怒号が渦巻いたのです…この空気はヤバい!!

まだアメリカにいた頃、黒人の多いルイジアナのニューオリンズと、ブロディ刺殺で有名なプエルトリコのサンファンで暴動を起こしかけたことがあるのですが、そのときと同じ空気なのです。

「恐怖の大王」のことはすっかり頭から消え去り、新田さんと二人で一目散に逃げ出しました。

花道に、群衆が押し寄せてきます。手を出してくる気性の荒い連中ともみ合うオレたちの背中めがけ、あらゆるモノが投げつけられてくる。最初はライターに靴や食い物など、当たっても怪我はしない軽めのモノばかりだったのですが、そのうち瓶やイスが飛んできたのでいよいよヤバくなり、オレは手近にあったイスを掴み振り回しました。

真っ先に、子供たちが逃げ惑います。しかしそれが大人たちの怒りにかえって火をつける結果となってしまい、より一層の瓶やイスが飛んでくる。オレはイスを振り回したままダッシュしました。新田さんは頭からうまい具合にイスをかぶりダッシュする。なんとか控室まで逃げ切ることができました。

しかし、このまま会場にいては危険です。どうやらムラットのマイクアピールで会場は平静を取り戻しつつあるものの、ヤツらが戻ってきたら何をされるか分かったものじゃありません。それでもオレは今のこの状況を、事のなりゆきを見守ってくれている日本のファンに向け発信せずにはいられませんでした。戦場カメラマンが命を落とそうとも、最後の瞬間まで職務に命を懸けるのと同じ心境でだと思います。そのさいの、決死のつぶやきがこれです

「やばい。会場が暴動になるかも。逃げなくては」

すぐに会場を脱出し、ホテルも変えるべきだと判断しました。

急いで荷物をまとめ、控室から走り出します。と、向こうから、ムラットとビッグボーイが姿をあらわしたのです。

ワケのわからない言葉で何か叫び近づいてきます。

どうする!?それでもムラットは視界を奪われているはずだし、ビッグボーイはそれほど機敏とは思えない…決死の覚悟で走り、ヤツらの横をすり抜けました。

ビッグボーイが掴みかかるのを寸でのところでかわし…

やった!!逃げ切れたのです。そのまま振り向くことなく走り続けました。

と、背後から、ムラットの叫びが響き渡ったのです

「まて、TAJIRI!!「恐怖の大王」の正体を知りたくはねえのか!?」

そうだ!!「恐怖の大王」のことを想い出たオレは、ピタリと足を止めました。

振り向くと、ヤツらとの間にはすでにかなりの距離が出来ている。新田さんは望遠体勢でムラットの撮影に入りましたが、その手はガタガタと震えています。

そうしてムラットの絶叫は、このように続いたのです。

「この恨みは俺様の真のボス「恐怖の大王」が晴らしてくれるから覚悟しておけえ!!いいか、「恐怖の大王」の正体はなあ…」

その瞬間…

「恐怖の大王」のすべてが判明したのだ!!


3時間後、TAJIRIは欧州最果ての地 トルコへ…姿が見えてきた「恐怖の大王」

コバックの表情にも、どこか余裕が感じられて憎たらしさ100倍だった。「その人物」の領土内にいるという絶対的安心感からなのか…?

ベルギーでの試合を終えました。

シェルトン・ベンジャミンとジェネリコとの3Way。

試合自体はジェネリコをバズソーキックでピンして終わったのですが、試合前、ついにマイケル・コバックと遭遇したのです。

ヤツはこのようなことを言ってきました。

「欧州へよくきたな!!約束通り、恐怖の大王について教えてやるぜ!!」

コバックいわく、恐怖の大王とは

①お前(TAJIRI)もよく知っている人物である

②しかし、お前(TAJIRI)が知っているその人物の顔は、善人を装った「仮面の顔」である。

③その人物はかつて強大な帝国に属していたが、そこを離れ、現在は新たに「己の」強大な帝国を築こうとしている。すでに欧州はとっくの昔からその人物の支配下にあるが、新たな領土拡大のため、日本で新設されたSMASHのベルトに興味を抱いている。

④その人物にかかったら、俺(コバック)ですら子供同然である

⑤その人物の支配に唯一抵抗している欧州の連中が、スターバック率いるフィンランドFCFの面々である。よって、その人物の部下である俺(コバック)もスターバックが気に入らない

⑥その人物の力は、欧州最果ての地 トルコにまで及んでいる。

⑦嘘だと思うならトルコへ行ってみろ。そこでお前(TAJIRI)は、その人物の実力と正体(!!)を知ることとなるだろう。

はたして、コバックの言葉は嘘か誠か。

それでも行かずにはいられない。

どうしても「恐怖の大王」の正体を知りたい。

そういうワケで、3時間後の早朝便で、欧州最果ての地 トルコへ飛ぶことにいたしました。

ネットで調べてみたところ同じユーロ圏内なら、当日でも割と簡単にチケットは入手できるそうなのです。

いまから3時間後。

「恐怖の大王」の正体を追って、TAJIRIは欧州最果ての地 トルコへ。

実はコバックが語ったヒントにより、ある人物の顔がうっすらと浮かんできてはいるのですが。

しかし、まさか…そんなはずはないだろう…まさか…


欧州初日10/14の出来事を簡単に…「恐怖の大王」の粋なはからい?

SMASHを暗黒と混乱の世界に陥れるという「恐怖の大王」の噂を追ってベルギーまでやってきました。

「フランダースの犬」の舞台でもあるベルギー。風光明美です。「恐怖の大王」の匂いなんて微塵もしないのですが…

UAE経由で日本から24時間。

ヘロヘロになって到着。

とりあえずタクシーか電車で市街地へ向かうつもりでしたが、空港出口を出るとお迎えが待っていたのです。

「TAJIRI-san!!」

オレが何時に到着するかなんて誰にも知らせていないはずなので、おそらくずっと待っていたのでしょう。

Yシャツにスラックス。まだ若い男です。車に乗るよう促されました。オレをホテルまで送っていくよう、上の者から指示されているというのです。

いったい誰の指示なのでしょうか?何が何だか、サッパリわけがわかりません。

どちらにしろ「これは乗るべきだ」と判断しました。その男の態度が、実に紳士的だったからです。

車に乗ること約1時間。何事もなく、普通にホテルへ到着しました。

明日はメインでシェルトン・ベンジャミンとジェネリコとの3WAYマッチが組まれていること。それから夜8時に食事へ連れていくので部屋で待っているよう告げると、紳士はペコリと挨拶し帰っていきました。

明日、オレの試合が組んである?またもや何が何だか、サッパリわけがわかりません。

で…2時間ほど部屋でパソコンをいじっていました。

そのときのつぶやきを見ていた方ならお気付きになったかもしれませんが、オレは紳士が8時に来るという約束をすっかり忘れていたのです。

みな、首の太さが目に付きました。マットが異様に硬いので、グラウンドが多めの練習をするようになると否が応でもそうなるのでしょう。

「いまから軽く走って、ビールとワイン飲んで明日に備えて寝よう」なんて暢気なことをつぶやいていました。

しかし、それを書きこんだほんの十数分後。ノックの音がしたのです。

さっきとは違う男が立っていました。大柄で、刺青があって…間違いなくレスラーです。

無愛想に「ついてこい」というゼスチャーをしました

お食事?という雰囲気では絶対にありません。どこへ連れていかれるのか不安もありましたが、この時点で36時間は寝ていなかったので、かなりハイになっており、もうこのさいなんでもいいやと、どうでもいい気持ちになってもいました。

車が走り出すと同時に

「英語は話せますか?と英語で話しかけたところ、男は首を横に振るのみで喋ろうとしないので、そのまま無言で20分ほど走りました。

ベルギーはあまり英語を話さずフランス語とダッチ語を喋る国なので、男は生粋のベルギー人なのだと思います。

そうして連れていかれた先は・・・プロレスのジムだったのです。

大柄な男は「見ろ」というゼスチャーをしました。

写真でもわかるとおり、小さな子供まで混じってトレーニングに励んでいます。

そうしてこのあと彼らは、いわゆる欧州ランカシャー式チェーンレスリングを延々と続けたのです。

その動きの速いこと、緻密なこと。驚きました。

1時間ほど見学したのち、大柄な男が口に手を運び「メシいくぞ」というゼスチャーをしました。

危害を加える意図は先ほどからまったく感じないので、もう警戒心はありません。言われるがままについていきました。

車で10分ほど走った先は、大柄な男の知り合いの店のようでした。

イカツイ男たちが何人もいて、ビールとワインを飲んでいます。店内には眼に染みるほど、揚げ油の匂いが強烈に立ち込めています。

毎日こんなものを食っている連中は当然強くなる…

大柄な男はカウンターの中のショーケースを指さし、見ろと言っているようです。

脂と血の臭いを感じさせる、肉を加工したものばかりでした。これらを油で揚げて食うようなのです。ベルギーの…否、欧州のレスラーたちは、ガキの頃からこういう血臭のする肉をかっ喰らい育ってきているとんだな、と思いました。

大柄な男が何か注文し、座ってろ、と指で合図するのでそのとりにしていると、お盆にオレの食いものを乗せ運んできました。

「食え」とゼスチャーします。ふくらんだ油揚げのようなものをナイフで裂くと、中から大量の熱い野菜が出てきました。サイドには酢漬けにした大豆。日本人であるオレ用に、軽めのものを頼んでくれたんだな、と思いました。

そのあと男は自分の食いものを運んできたのですが、枕ほどの大きさのパンに肉団子を挟んだサンドイッチと、洗面器一杯ほどの揚げたジャガイモ。いずれも日本では考えられない量なのです。それらをあっという間にたいらげ、「いくぞ」とそそくさと立ち上がりました。

ホテルに着くと大柄な男は腕時計を指さし、明日は3時に迎えにいくと言っているようでした。

ひとりで部屋に戻り、あらためてよく考えてみると…果たして、彼らはいったい何者なのか?

とりあえず危害を加える気配はなかったので行動を共にしてみたのですが…考えられるのは、どちらも欧州プロレス関係者だろうということのみ。

もしかすると

「恐怖の大王が、欧州プロレス界の現実を、包み隠さず見せつけようとしている」・・・

どちらにしろすべては本日、これから会場でコバックと対面すれば明らかになること…か?

そうして、オレに出来ることはただひとつ。

これから欧州でオレの身にふりかかるすべてのことを、SMASHファンのみなさんへ、事細かに伝えていく。ただそれだけである。

一見少々大きめなだけのサンドイッチですが、この男身長190センチ以上あるのだ。

幸いもうじき、旧知の知り合いであるドイツ在住の日本人記者がオレを訪ねてきてくれるので、この先一緒に行動し、オレをひとつの被写体として徹底的に客観視した写真をどんどん撮ってくれればと思う。

そうしてすべてのことを、10/28 SMASH22 後楽園ホール大会へ繋げていくよう努めるのだ。

たとえ命にかえてでも、SMASHに起きる全てのことを、SMASHファンの皆さんが興奮し、感動できるものへと転化し、誘導していく。

それがSMASHをプロデューサーするエース、TAJIRIの使命というものである。

あと13日後に迫った後楽園ホール大会。

世界をグローバルに巻き込んだ、壮大な物語が展開される、とんでもない大会にしてみせる。

だから、何が起きようと、オレは必ず五体満足で日本へ帰ってみせる。

…新たな使いが来るのは、あと2時間後だ。


オレは見た…リン・バイロンを!!

“恐怖の大王”の謎を追ってベルギーに向かったTAJIRIが、出発当日の10月13日(木)夜、成田空港のターミナルで現在失踪中のリン・バイロンらしき女性を目撃していたことが判明した。
TAJIRIから入った連絡によると、成田空港まで知人の車で送ってもらったTAJIRIが出発ゲートに向かおうとした際、到着ゲートから出てくるリン・バイロンらしき女性の後ろ姿を目撃。すぐさま後を追ったTAJIRIだが、やや距離があって追いつきそうになかったため、「リン!」と叫ぶと、その声に反応して振り返ったリンらしき女性は、一瞬ニカッと笑みを見せるとそのまま雑踏に消えて行ったとのことだ。
“地獄のアル・カポネ”マイケル・コバックによってビッチ化されていたリンだが、今年6月の『SMASH.18』(2011.6.9/後楽園ホール)で天龍源一郎に敗れたコバックから、その腹いせとばかりに三下り半を突きつけられていた。そのリンを救ったのがキム・ナンプン。リンに好意を寄せていたキムは、「俺が韓国で守ってあげるぞ!」と、失意のリンに助け舟を出していたのだ。
以降の約4ヵ月間、音信不通だったリン。そのリンらしき女性を成田空港で目撃したTAJIRIは、確認のために韓国にいるキムに電話すると、キムは「TAJIRIさん、もうリンちゃんはとっくにいないよ。ある日の朝、起きたら“いろんなところへ行ってきます”っていう置き手紙を残していなくなってたんだよ」と返答。これにより、TAJIRIが目撃した女性はやはりリンであることが濃厚となった。
SMASH、そして天龍への復讐のために“地獄の使徒”を引き連れて日本に再び襲来するコバック。そして、世界中を放浪して日本に再び戻ってきたリン。これは偶然か、はたまた……。
【関連ニュース】
天龍への復讐に燃えるコバックが来日予告! さらに“恐怖の大王”の噂を追ってTAJIRIはベルギーへ!!
大会チケット情報はこちら>>
■10・28『SMASH.22』(後楽園ホール)開場17:30 開始18:30
[初代SMASH王座決定戦]
TAJIRI
vs
スターバック(FCF)
藤波辰爾(ドラディション)&ウルティモ・ドラゴン
vs
矢郷良明&真霜拳號(KAIENTAI-DOJO)
華名
vs
雫あき(お寺プロレス)
[SMASHディーバ王座次期挑戦者決定戦 4WAYイリミネーションマッチ]
朱里
vs
真琴
vs
Ray(アイスリボン)
vs
中川ともか(エスオベーション)
[妄想実況ハンディキャップマッチ]
木藤拓也
vs
松田慶三&平野勝美
※紫雷美央がこの試合の生実況を行なう
天龍源一郎(天龍プロジェクト)&児玉ユースケ
vs
マイケル・コバック&ロブ・ロー
大原はじめ(FCF)
vs
YO-HEY(Fu-Dojo)
[ワールドトライアウト]
AKIRA
vs
シュガー・ダンカートン
■10・26『SMASH Live in OSAKA』(ムーブ・オン・アリーナ)開場18:00 開始19:00
TAJIRI&AKIRA
vs
マイケル・コバック&ロブ・ロー
木藤拓也
vs
スターバック(FCF)
大原はじめ(FCF)
vs
松山勘十郎(大阪プロレス)
ゼウス
vs
シュガー・ダンカートン
YO-HEY(Fu-Dojo)&児玉ユースケ
vs
小峠篤司(大阪プロレス)&原田大輔(大阪プロレス)
朱里&真琴
vs
華名&紫雷美央
※試合順は後日発表


SMASHが大航海時代に突入する…10月二大会全カード決定

「男がロマンと冒険を捨てたら、ただの屁ですよ」(天龍源一郎)

10月12日(水)、都内・株式会社スマッシュにて記者会見が開かれ、“恐怖の大王”の謎を追ってベルギーに旅立つことになったTAJIRIが、出発を前日に控えて心境を告白。さらに、マイケル・コバックに仕える“地獄の使徒”として10月シリーズに襲来するロブ・ローの経歴が公開された。
先日、SMASH宛てに「“恐怖の大王”ウンヌンが噂に上がっているようだが、その“恐怖の大王”について詳しく知りたいとは思わねえか!? もし知りたければ、15日にベルギーまで来ることだな……いや、オマエは来ずにはいられない。なぜなら……それがオマエの運命だからだ!!」という手紙を送りつけてきた“地獄のアル・カポネ”マイケル・コバック。これまで“恐怖の大王”に関しては、“メキシコの神”VENENOが「SMASHに恐怖の大王が姿を現わし、猛威を振るい始めることとなる」という不気味な予言を残しているが、この謎を突き止めたいTAJIRIはベルギー行きを決意。出発を前日に控え、この日行なわれた会見でTAJIRIが改めてその胸中を明かした。
ベルギーと言えば、これまでコバックの“地獄の使徒”としてサー・ロビン、サイボニック・マシーンの2選手がSMASHに襲来。つまり悪の巣窟とも言える土地にTAJIRIは足を踏み入れることとなる。どんな危険が待ち受けているかわからない状況ではあるが、「恐怖の大王が誰なのか。だからなんなのかという、根源的な謎があるんですよ。こういうのって怖いとかじゃなくて、楽しみなんですよね」と、現在のTAJIRIはその不安よりも“恐怖への大王”に対する好奇心が強い様子だ。
そんななか、“地獄の使徒”として親分であるコバックと共に今シリーズやって来るロブ・ローの経歴がこの日の会見で公開された。TAJIRIがフィンランドに滞在する日本人ジャーナリストから取り寄せた情報によると、ベルギー出身のロブは、ナショナル王座、ヨーロピアン王座をそれぞれ約1年間保持していた実力者であることが判明。さらに、コンピューター・プログラマーとしての顔も持つロブは、過去にベルギー国内であまりにも過激すぎて販売禁止となった戦闘ゲームを開発した経歴を持ち、ゲームだけでは飽き足らずプロレスラーとなって闘いにおいても緻密なプログラミングを発揮していることから“地獄のプログラマー”と呼ばれているようだ。
日本に襲来する前にベルギーでコバックらと遭遇する可能性は大。そんな危険を冒してでも謎を突き止めたいTAJIRIの前に、はたして“恐怖の大王”は姿を現わすのか!?
【関連ニュース】
天龍への復讐に燃えるコバックが来日予告! さらに“恐怖の大王”の噂を追ってTAJIRIはベルギーへ!!
大会チケット情報はこちら>>
■10・28『SMASH.22』(後楽園ホール)開場17:30 開始18:30
【追加カード】
天龍源一郎(天龍プロジェクト)&児玉ユースケ
vs
マイケル・コバック&ロブ・ロー
大原はじめ(FCF)
vs
YO-HEY(Fu-Dojo)
[ワールドトライアウト]
AKIRA
vs
シュガー・ダンカートン
【既報対戦カード】
[初代SMASH王座決定戦]
TAJIRI
vs
スターバック(FCF)
藤波辰爾(ドラディション)&ウルティモ・ドラゴン
vs
矢郷良明&真霜拳號(KAIENTAI-DOJO)
華名
vs
雫あき(お寺プロレス)
[SMASHディーバ王座次期挑戦者決定戦 4WAYイリミネーションマッチ]
朱里
vs
真琴
vs
Ray(アイスリボン)
vs
中川ともか(エスオベーション)
[妄想実況ハンディキャップマッチ]
木藤拓也
vs
松田慶三&平野勝美
※紫雷美央がこの試合の生実況を行なう
■10・26『SMASH Live in OSAKA』(ムーブ・オン・アリーナ)開場18:00 開始19:00
TAJIRI&AKIRA
vs
マイケル・コバック&ロブ・ロー
木藤拓也
vs
スターバック(FCF)
大原はじめ(FCF)
vs
松山勘十郎(大阪プロレス)
ゼウス
vs
シュガー・ダンカートン
YO-HEY(Fu-Dojo)&児玉ユースケ
vs
小峠篤司(大阪プロレス)&原田大輔(大阪プロレス)
朱里&真琴
vs
華名&紫雷美央
※試合順は後日発表


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