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2012年2月のアーカイブ

「人と人をつなぎ、伝統を譲り受けつぐ」(矢郷良明)


『矢郷論説委員長のSMASHコラム』第二十八回
ニュースの焦点

2.19 SMASH 25 TDCホール大会はSMASHの解散の大会となりましたが、奇をてらった演出もなく、サプライズな仕込みもなく、まるで、3コードのブルース・ロックのようなストレートなプロレスリングだけで勝負し、お客さんとリング上を見事に一体化させた、素晴らしい大会になりました。

デーブ・フィンレー選手が試合後のリング上で、TAJIRIさんに、キープ・レスリング・クラッシック!と言われましたが、まさにこの大会は、クラッシックレスリングイベントでした。

このような興行を日本でできるのは、TAJIRIさんだけでしょう。

そして、この日のメインイベント、デーブ・フィンレーvsTAJIRIはウイスキーの原液のような、混じり気なしのプロレスリングであり、世界でも屈指のクオリティの試合でした。
ハッキリ言って、日本にこれだけの試合をやって魅せれるのは、TAJIRI選手だけです。

そしてセミファイナルの華名vs朱里も素晴らしかった。
これもまた、女子選手での日本で屈指の闘いでした。

他の試合も素晴らしく、他団体の選手も輝いており、プロデュースは絶妙のさじ加減でした。

この大会を観ていただければ、前途は洋々であることは一目瞭然です。

人と人とをつなぎ

プロレスリングの伝統を護り受け継ぎ

世の中をエンターテインする

これがプロレスリングです。

ファンの皆様、次の3.14 SMASH ファイナルで、新しい船出を分かち合いましょう。

☆2012年02月20日(月)
KUSHIDAが約1年ぶりに凱旋! 3・14『SMASH.FINAL』第1弾カード&参戦選手決定!!

久しぶりにKUSHIDA君をSMASHで観ることができます。
新日本プロレスで揉まれて、さぞや成長していることでしょう。
しかし、児玉君も負けてはいません。
彼もかなり成長しています。
体つきもよくなって来たし、全体から発する“特別な人”的な雰囲気は、かなり高くなってます。
児玉選手の活躍に期待しましょう!

☆2012年02月24日(金)
3・14『SMASH.FINAL』後楽園大会の全対戦カード決定!!

ようやくSMASHファイナルに矢郷良明、登場です。
ジョシュと中川ともかとチームを組みますが、この中川ともかと私はKAIENTAI-DOJOからの旧知の仲で、彼女が現在まで、どれだけ努力してきたか、私なりに理解しております。
彼女も昔の私を知っているから、いろいろ思うところがあるでしょう。
そんな中川とスマッシュのファイナルでチームを組むのも不思議な縁を感じ、感慨深く、ドラマチックだなぁと思っております。
最後までSMASHには不思議な磁場があります。

☆2012年02月24日(金)
鬼畜コバックへの復讐に燃えるリンに秘策あり!?「いいアイデアがある」

私はリン・バイロンはよいキャラクターだと初めて観た時から思ってました。
性別を越えれる可能性を感じさせます。
キム・ナンプンさんも久しぶりに再会できます。
マイケル・コバックは鬼畜ですが、ニュートラル視点で観ると、よいレスラーです。
余談ですが、コバックはクェンティ・タランティーノ、ロバート・ロドリゲスの大ファンで、私と初めて会った時、「おまえはフロム・ダスク・ティル・ドーンのジョージ・クルーニーだろう?、おまえのエントランステーマで喋ってるのもフロム・ダスク・ティル・ドーンでのジョージ・クルーニーのセリフだ」と一発で見破りました。
そう、私もタランティーノ、ロバート・ロドリゲスの大ファンです。
コバック、マニア同志、いつか闘おうぜ。

☆2012年02月24日(金)
「変な妄想はやめて二人でがんばろう!」木藤&美央、まさかのタッグ結成に”妄想ぬき”での必勝を誓う!!

キトタクって本当はなんて名前だったのか忘れてしまいました。
それくらい、キトタクのインパクトは強かった。

キトタクの大ブレイクはユリ・ゲラーにも予想できなかったことでしょう。

紫雷のお姉ちゃんのブレイクもこんなに凄いことになるとは思いませんでした。

選手には各自、オリジナルなキャラクターというものがあります。
ちょっとしたキッカケで、それが爆発するのですが、そのチャンスを逃さなかった、本人達のポテンシャルに喝采したいです。

3.14 後楽園ホール大会でひとまずSMASHは終わりますが、まだまだお楽しみはこれから続きます!
乞うご期待!

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SMASH final 全カード決定


 

2月24日(金)、都内・株式会社スマッシュにて記者会見が行なわれ、TAJIRIプロデュースによる最後の興行3・14『SMASH.FINAL』(後楽園ホール)全対戦カードが発表された。

先日行なわれた『SMASH.25』(2012.2.24/東京ドームシティホール)にてメインカードを含めた3カードが発表されているが、この日の会見では新たに3カードを発表。これにより全6試合が決定となった。

新たに決まったのは、マイケル・コバックvsキム・ナンプン&リン・バイロンのハンデ戦、矢郷良明&中川ともか&ジョシュ・オブライエンvs田島久丸&真琴&黒潮二郎のミックスド6人タッグ、土肥孝司&雫あきvs木藤拓也&紫雷美央のミックスドタッグの3カード。

この日の会見には出場が決まった木藤、美央、リンの3選手が出席。それぞれが試合に向けての意気込みを語った。(※詳細は別掲ニュース参照)

これまで数々のドラマを生んだ木藤と美央によるキトタク劇場も『SMASH.25』で”すべては二人の妄想だった”ということで完結。これまでのハチャメチャな会見が幻であったかのように、笑顔を見せながら意気込みを語る木藤&美央に、TAJIRIは「なんか本当に終わるっていう感じがしますね。この世に未練を残さないようにしてるようなサバサバ感を感じるような」とポツリ。そして、自らメインを務める『The FINAL SMASH Match』については、「ここにSMASHの歴史が詰まっているような気がするんですよ。これ以外に考えられなかったですね、俺は」と意味合いを説いた。

また、『SMASH.25』のメインでTAJIRIを破ってSMASH王座の防衛に成功したデーブ・フィンレーが、試合後に王座を返上したことに関して、「ベルトは会社(株式会社スマッシュ)が管理して預かっております。誰のものでもないです」とコメント。さらに、同大会でSMASHディーバ王者・華名を破って新チャンピオンに輝いた朱里のベルトについては、「それもこの大会のなかで何かしらの形を取って朱里ちゃんがベルトに決着をつけることになると思います」とTAJIRIは語り、男女2本のベルトの処遇については『SMASH.FINAL』で明かされる模様だ。

最後までSMASHらしさを貫く形でマッチメイクされた珠玉の全6カード。笑いあり、涙あり、感動あり、プロレス界に様々な波紋を投じてきたTAJIRIプロデュースによるSMASHが、3月14日、闘いの聖地・後楽園ホールで終焉を迎えようとしている。

▼3・14『SMASH.FINAL』(後楽園ホール)開場17:30 開始18:30
[メインイベント:The FINAL SMASH Match]
TAJIRI&AKIRA
vs
スターバック(FCF)&大原はじめ(FCF)

朱里&Mentallo
vs
華名&ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)

[ハンディキャップマッチ]
マイケル・コバック
vs

キム・ナンプン&リン・バイロン

児玉ユースケ
vs
KUSHIDA(新日本プロレス)

矢郷良明&中川ともか&ジョシュ・オブライエン
vs
田島久丸(ドラディション)&真琴&黒潮二郎

土肥孝司&雫あき(お寺プロレス)
vs
木藤拓也&紫雷美央

※メインカード以外の試合順は後日発表

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これが、SMASHの最終回だ


SMASH年間最大のビッグマッチが、まさかのストーリー最終回に!
突然の活動休止宣言という衝撃が冷めやらぬ中、2・19『SMASH.25』(東京ドームシティホール)がいよいよ目前に迫ってきた。ビッグマッチにふさわしく好カードが目白押しとなっている今大会だが、セミファイナルでは朱里が女王に返り咲いた華名が持つSMASHディーバ王座に挑戦し、メインイベントではTAJIRIが”恐怖の大王”デーブ・フィンレーが持つSMASH王座に挑戦する2大タイトルマッチが最も注目すべきカードと言えよう。
タイトル創設以来、SMASH所属選手に一度も巻かれていない二本のベルト。今大会で満を持して挑戦するTAJIRI、朱里、両エースの合言葉は「ベルトをあるべきところに取り戻す」。はたして、二人は王座奪還という至上命令を遂行し、二年間にわたって紡がれてきたストーリーに終止符を打つことができるのか!?
そこで、SMASHのプロデューサーを務めるTAJIRIに『SMASH.25』各試合の見どころを語ってもらった。これを読めば、アナタも2月19日東京ドームシティホールに行きたくなる!!
—–

【公開プロテスト】
篠瀬晃vsジョシュ・オブライエン
桐澤将城vs児玉ユースケ

■「3月14日、後楽園ホールでのデビューをゲットせよ!」
公開プロテストは『We are SMASH』(2012.1.19/新宿FACE)で初めて行なったんですが、お客様からいただいたアンケートでもすごく好評でした。前も言ったのですが、人間と猛獣が闘うような雰囲気を味わうことができたのではないでしょうか。ということで、前回のプロテストで不合格となった篠瀬晃、桐澤将城の2名がもう一度挑みます。
二人とも前回の結果は不合格だったんですが、リングに上がったことでさらによろこびと欲が増してきたみたいで、一ヶ月間、気合が入った状態で稽古を積んできました。まだ3月14日の後楽園大会もありますので、今回合格して、後楽園ホールでデビューという夢をゲットできるよう頑張ってもらいたいですね。
なお、プロテストは第1試合開始前に行ないます。3分間の実戦形式で行ない、途中でフォール、ギブアップしても本人に続行の意思があればそのまま最後まで続けさせます。ぜひ多くの方に観ていただいてジャッジしてもらいたいと思う次第です。
【第1試合】
ウルティモ・ドラゴン&児玉ユースケ&土肥孝司
vs
田島久丸&YO-HEY&黒潮二郎
■「オープニングにふさわしい賑やかな闘いに期待」
レジェンドであったり、デビューしたばかりの新人だったり、ハイフライヤーだったり、パワーファイターだったり、それぞれ異なる個性を持った6選手を集めました。オープニングにふさわしい賑やかな闘いを見せてくれればと期待しています。
あとは若手選手がレジェンドのウルティモ・ドラゴンと絡めるということは、今後のレスラー人生において大きな財産になると思うんですよ。それこそ、一回も絡まないで辞めていくレスラーのほうが圧倒的に多いわけですから。そのことをよく胸に刻んで闘ってもらえたらと思います。
【第2試合】
真琴&リン・バイロン&雫あき
vs
高橋奈苗&中川ともか&花月
■「里村さんイチ押しの花月選手に要注目!」
この試合をマッチメイクするにあたって、当初は高橋奈苗&中川ともか&里村明衣子の女子プロレス最強トリオを揃えようと思っていたんですよ。そうしたら、里村さんから、センダイガールズで成長株である花月選手をぜひ使ってほしいというリクエストがあったんですね。里村さんの推薦ということであれば、これはもう間違いないということで、花月選手が参戦することになりました。そういった意味でこの6人のなかでは、花月選手が一番注目を集めるような、そんな気がします。台風の目みたいな存在ですよね。
この試合に関して言えば、誰が大きな注目を集めることができるのか、その争いになると思うんですよ。いつも通りのプロレスをやっていたら、なんの印象もインパクトも残せないと思うんですよね。とにかく遠慮せずにエネルギーを発散しまくれと。そして観客に強い印象を与えてくれればと期待しています。
【第3試合:北都プロレス軍vs元IWA JAPAN軍 全面対抗最終決戦】
木藤拓也&小仲=ペールワン&ルー・ルルル(北都プロレス)&リッキー・フジ
vs
松田慶三&平野勝美&岡野隆史&山田圭介
※特別レフェリー:クレイン中條(北都プロレス)
※特別リングアナウンサー:北の五郎(北都プロレス)
■「美央の予言で、対抗戦どころかSMASHも最終回になっちゃった(笑)」
紫雷美央が「これで最終回だ!」という予告が、対抗戦どころかSMASHそのものが最終回になるとは……(苦笑)。「私が言ったことはすべて現実になる!」とも言ってましたけど、本当にすごい能力ですよ、これは。紫雷美央という得体の知れない存在にボクは恐怖で脅えてますよ。
この試合のポイントは、対抗戦でありながらレフェリーとリングアナウンサーが北都プロレス側の人間であるという。松田らは特に何も言ってこないので認めたということなんでしょうけど、考えてみるとおかしな話ですよね(笑)。
ということで、北海道からはるばるクレイン中條さん、北の五郎さんがやって来てくれます。この二人はプロレス界において秘境と呼ばれる地で生活する人たちというか、よくテレビのバラエティ番組でアマゾンの奥地にいる裸族が飛行機に乗って大都会の東京にやってくるというのがありますけど、それと一緒ですよね。ボクは、これもまたプロレスの面白さのひとつだと思うんですよ。お客さんが「あの人たちは一体誰なんだ!?」と、頭の上に「?」マークが浮かんでいる姿がボクは想像できます(笑)。
あとは、リッキーさんの素晴らしさを多くの方々に知ってもらいたいですね。プロレスを初めて観る人も、動くリッキーさんを観たら一発ではまると思うんですよ。まるでビターチョコレートのような、大人の味わいがありますからね。ぜひ入場から注目してもらえればと思います。
【第4試合】
スターバック&大原はじめ&ジェシカ・ラブ
vs
大谷晋二郎&田中将斗&日高郁人
■「スターバックが田中将斗と闘いたがっている理由は……」
この試合は、スターバックから「マサト・タナカと闘いたい!」というリクエストをずっと前から受けていて、ようやくこのタイミングでマッチメイクさせていただきました。さらにZERO1からは大谷選手、日高選手も参戦してくれて、まさにZERO1トップ3揃い踏みということで、FCFvsZERO1という図式になりました。
スターバックがどうして田中選手と闘いたがっているのか、これは大会前の記者会見でスターバック本人の口から語られると思いますので、ボクはあえてここでは言いません。すごく思い入れがあるようです。
あと、大原にとってはひさびさに他団体選手との対抗戦ということで、「FCFとしてやってきた集大成を見せる」とすごく気合が入っているようです。これは熱く、激しい闘いになりそうですね。それと、そういった闘いの中で、ZERO1の選手たちがジェシカとどう絡むのかも注目ですね。彼らがジェシカをどう見るのか、試合後のコメントも今から楽しみだったりします。
【第5試合:ハードコアマッチ】
VENENO&KENSO
vs
サブゥー&葛西純
■「これが最初で最後、まさに奇跡の遭遇」
“神vs狂人”という図式になりましたけど、VENENOも、ケンちゃん(KENSO)もハードコアを体感することで、もしかすると二人は”狂人”のほうに針が振れるかもしれないですね。ケンちゃんもプライベートはどちらかと言えば大人しいほうなんですけど、一度スイッチが入った途端に何やり始めるのかわからない怖さがありますよね。そういった意味で、4人全員が狂気を秘めていると思うんですよね。それが爆発したとき、これはとんでもない闘いになるのではないでしょうか。
あと、会場となるTDCホールは、かつてスペル・クレイジーがバルコニーからムーンサルトアタックで飛びましたけど、今回は葛西選手のパールハーバー・スプラッシュにぜひ期待したいですね。きっと彼も何か企んでいると思うんですよ。はたして、葛西選手はどこから飛ぶのか? そして、飛ぶと言えば、サブゥーも自虐ダイブがあるから負けていられないだろうし、もしかしたらVENENO、ケンちゃんも刺激されて飛ぶかもしれない。想像するだけでもワクワクしてきますね。
タッグマッチではあるけれど、まるで4WAYマッチのような様相を呈してきましたね。もうこの4人の組み合わせは最初で最後だと思うので、ぜひ会場で、生で観てもらいたいと思います。
【第6試合:AKIRAプロデュース『あのときの新日本プロレス』】
AKIRA&大矢剛功
vs
藤波辰爾&エル・サムライ
※特別レフェリー:保永昇男
※特別リングアナウンサー:田中秀和
■「ビロードのような闘いが観られるのでは」
後半戦の頭にこの試合を持ってきたのですが、一つ前のハードコアマッチと打って変わって、まるでビロードのような闘いが観られると思うんですよね。上品で美しいレスリングが展開されるのではないでしょうか。
もともとこの試合が組まれるきっかけとなったのは、ボクが昨年12月に北都プロレスに参戦したとき、同じ参戦していた大矢さんと夜の会食で酒を酌み交わしたんですね。そのときに、大矢さんから「TAJIRIくん、俺はもう一度花を咲かせたいんだよ!」と言われまして、すぐさまボクはAKIRAさんに連絡したんですよ。そこから決まっていったのが『あのときの新日本プロレス』なんですけど、これは大矢さんのヒューマンストーリーでもあるんですよ。
そして、この試合では特別リングアナとして”ケロちゃん”こと田中さん、特別レフェリーとして保永さんも参加してくれます。この話を持っていったときに、お二人ともすごくうれしそうに快諾してくれたんですよね。急なお願いではあったんですけど、すごく感謝しています。
とにかくAKIRAさんがディテールにこだわってプロデュースする試合ですので、改めてプロレスの良さをこの試合を通して知るというか、しっかりと目に焼き付けていただければと思います。
【セミファイナル:SMASHディーバチャンピオンシップ】
華名(王者)vs朱里(挑戦者)
■「SMASHという形ができあがったのも、この二人の競い合いがあったからこそ」
改めて考えてみると、SMASHという形ができあがったのも、この二人の競い合いがあったからこそだと思うんですよ。そして二人も、SMASHという団体と共に大きくなっていきましたよね。ボクがSMASHで見せたかった”人間の成長ドラマ”という部分でも、この二人の闘いはひとつの集大成となるのではないでしょうか。
このまえ、『SMASH.4』(2010.6.25/新宿FACE)でやった初対決の映像を改めて観たんですが、やっぱりあのときと今では二人とも顔つきが変わってるんですよね。競い合うことによってだんだんいい顔つきになってるんですよ。
レスラーにとってすごく重要なことは、朱里、華名のようなお互いを高めあえるライバル、それと自分の道を導いてくれる人に出会えるかどうかだと思うんですよ。例えば、ボクなんかは、ビクター・キニョネスという進むべき道に導いてくれた人間と出会って、スペル・クレイジーやレイ・ミステリオのような競い合うライバルと出会えたからこそ、いまのTAJIRIというプロレスラーが存在できていると思うんですよね。世の中は人と人との絆で成り立っているもので、それをボクはSMASHで試合を通して見せたかったんですよ。そして、二人の闘いはそれを充分に示してくれることでしょう。
【メインイベント:SMASHチャンピオンシップ】
デーブ・フィンレー(王者)vsTAJIRI(挑戦者)
■「蹴って、蹴って、蹴りまくってフィンレーを蹴り壊すしかない」
朱里vs華名はお互いをわかっている者同士の闘いですが、ボクの場合は、未だにフィンレーがどれくらいの男であるのか、全然わからないんですよ。もしかしたら、フィンレーがSMASHで闘った3試合というのは、彼からすればちょちょいと腕試し程度のものだったのかもしれないし、本気を出しているのかどうかもわからない。そんなことをいつも考えていると、ますます怖くなってくるんですよ。
闘う前に”怖い”という感情を持ったのは、ボクが新人の頃にケンドー・ナガサキさんと闘ったとき以来かもしれないですね。怖さという部分ではあのとき以上のものがありますよ。そもそも、フィンレーのすべてを見たわけじゃないから、試合で何をされるのかもわからないじゃないですか。だけど、今こうしている間にも試合までの時間が刻々と迫ってきています。いつまでも怖いと言ってる場合でもありません。ボクが絶対にやらなければいけないことは、フィンレーからベルトを取り戻して封印することなので。
というわけで、フィンレー戦に向けていろいろ考えた結果、蹴りでいくしかないという結論に至ったんですよ。だから、スターバックvsフィンレーを観た直後からボクはあることにずっと取り組んでいると言ってたと思うのですが、それは蹴りの練習だったんですね。それこそレスラーになる前にキックボクシングをやっていた頃と同じ、いやそれ以上の練習量で蹴りを磨いてます。
実際に、昨年末の『SMASH.24』(2011.12.30/後楽園ホール)で試し斬りというか、ボクはフィンレーに対してハイキックをいきなり放ったんですよ。あの瞬間、フィンレーはほんのちょっとした時間なんですけど、たじろいだ仕草を見せたんですね。明らかに焦っていたと思うんですよ。そこでボクは確信しましたね。切り崩すには蹴りしかないと。
ストーリーの最終回で、フィンレーという最強のレスラーと対峙できるというのは、これもまたボクがSMASHで見せたかったものを満たしていると思います。スターバック、マイケル・コバックと次から次へと敵がやってきて、しかもどんどん強くなっていってる。フィンレーなんかは言わばその最終形みたいなものじゃないですか。自然の流れだったとは言え、最終回でフィンレーと闘うというのは、これもある意味ではボクにとって必然であり、宿命だったのかもしれないですね。
とにかく、蹴って蹴って、蹴りまくってフィンレーを蹴り壊す。そして、フィンレーからベルトを取り返す。ボクがSMASHで最後にやるべきことはそれだけです。
■「自分たちの手で幕を閉じることができるというのは幸せなこと」
今回、こういう形でストーリーの最終回を迎えるわけになったのですが、この世界で”最終回”と公言してショーを行なうっていうのは、長い歴史のなかでも数えるくらいしかないと思うんですよ。そして、それこそ命をかけて一生懸命やってきたことを自分たちの手で閉じる、こういう光景が観られる機会なんて、普段生きていてもそうそうないんじゃないかな。
ボクもいまはフィンレーとの一戦に集中してるので、メインが終わってからリング上がどんなことになってるのか、まったく想像できていないんですよ。でも、始まりがあれば終わりがあるということで、自分たちの手で幕を閉じることができるというのは幸せなことだと思うんですよね。だからこそ、多くの人たちに観て、感じ取ってもらいたいですね。”終わり”と言ってもいろいろな表現があると思うのですが、はたしてSMASHはどんな結末を迎えるのか? それを2月19日、TDCホールでみなさんと一緒に共有できればと思います。
▼2・19『SMASH.25』(TDCホール)開場15:30 開始17:00
[メインイベント:SMASHチャンピオンシップ]
デーブ・フィンレー(王者)
vs
TAJIRI(挑戦者)
※第2代王者・フィンレーは初防衛戦
[セミファイナル:SMASHディーバチャンピオンシップ]
華名(王者)
vs
朱里(挑戦者)
※第3代王者・華名は初防衛戦
[第6試合:AKIRAプロデュース『あのときの新日本プロレス』]
AKIRA
大矢剛功
vs
藤波辰爾(ドラディション)
エル・サムライ(スポルティーバ)
※特別リングアナ:田中秀和 特別レフェリー:保永昇男
[第5試合:ハードコアマッチ]
VENENO
KENSO(全日本プロレス)
vs
サブゥー
葛西純(FREEDOMS)
[第4試合]
スターバック(FCF)
大原はじめ(FCF)
ジェシカ・ラブ(FCF)
vs
大谷晋二郎(ZERO1)
田中将斗(ZERO1)
日高郁人(ZERO1)
[第3試合:北都プロレス軍vs元IWA JAPAN軍 全面対抗最終決戦]
木藤拓也
小仲=ペールワン(暗黒プロレス組織666)
ルー・ルルル(北都プロレス)
リッキー・フジ(KAIENTAI-DOJO)
vs
松田慶三
平野勝美
岡野隆史
山田圭介
※特別レフェリー:クレイン中條(北都プロレス)
※特別リングアナウンサー:北の五郎(北都プロレス)
[第2試合]
真琴
リン・バイロン
雫あき(お寺プロレス)
vs
高橋奈苗(スターダム)
中川ともか(エスオベーション)
花月(センダイガールズ)
[第1試合]
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
児玉ユースケ
土肥孝司
vs
田島久丸(ドラディション)
YO-HEY(Fu-Dojo)
黒潮二郎
——
[公開プロテスト:スパーリング形式]
篠瀬晃vsジョシュ・オブライエン
[公開プロテスト:スパーリング形式]
桐澤将城vs児玉ユースケ
※公開プロテストは本戦開始(17:00)前に行なわれる
※朱里の応援にアイドルユニット『Apple Tale』のスペシャルライブ決定!

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矢郷さんが『SMASH解散』について語る


『矢郷論説委員長のSMASHコラム』第二十七回

ニュースの焦点

☆2012年02月10日(金)

【※重要】 「SMASH」第1章活動休止のお知らせ

というわけで、SMASHは活動休止となりました。

クォンタムジャンプジャパンが経営不信な訳でもなく、SMASHが経営不信な訳でもなく、クォンタムジャンプジャパンが運営をする、プロレス部門のSMASHと契約していた選手達が、「SMASHとの思想の違い」

を理由に三月の契約改正に応ぜず、契約しないということです。

そうすると会社としては解散するというカタチにならざるをえず、一応、SMASHの名前では、2.19 TDCホール大会と3.14 後楽園ホール大会が最後になります。

契約改正しなかった全選手は、今後はSMASHでは出来なかったこと、目指していたコアな部分のより深い探求をしていくことになると思います。

ここまで書けば、普通の学力のある方なら、何らネガティブなことではないとお気づきでしょう。

野球やサッカーでも、運営会社がチームを売買することがありますが、これと似たような話しです。

とりあえず、契約改正しなかった選手達のグループは、自前で運営して利益も出せることの目星がついており、尚且つ、今後、このグループをスポンサードしたい、チームごと買いたいという方々がおられたら、前向きに対処するという、ビジネスでは当たり前のことをやってるだけです。

アメリカでは(アメリカだけではないですが、)会社を作って、それを売って、またそれを買うみたいなことは当たり前でして、クォンタムジャンプジャパンも本体事業はそれをやっていたのですから、誰もネガティブでエモーショナルになる必要がないはずです。

そして、契約しなかった選手達のチームは、「よりお金のある所に売る」という、ビジネスライクな発想ではなく、「思想の違い」という、アーティスティックな理由で行動しております。

このアーティスティックな考え方こそ、SMASHが支持されてきた根幹部分であり、運営基盤の哲学であります。

それは今後も一切ブレることはないのですから、ファンの皆様はなにも心配せず、あたらしい器に移行する彼等を、今後も応援してあげてください。

2.19 TDC大会は決別とリセットの大会になります。

本当に歴史的に貴重な、プロレス史上初めての大会となりますので、是非ともご観戦ください。

そして、3.14 後楽園ホール大会は感謝とリスタートの大会となりますので、これまた是非ともご観戦くださいませ。

TAJIRIさん、AKIRAさん、大原君、朱里ちゃん、児玉君、キトタク、そしてデビューした選手たちと、常連となり支えてくれた、選手達は、これからも全力で、より素晴らしい、面白い、プロレスの枠を超えたプロレスを目指すと思うので、楽しみにしてください。

私もこれからも、皆と協力して、出来なかった狂ったようなアイディアを、具現化して行きたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

Vive La Revolution!

そういうことです。

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2/19 TDCホールでSMASH最終回。3/14はSMASH final


2月10日(金)、都内・株式会社スマッシュにて記者会見が行なわれ、酒井正和代表より3・14『SMASH FINAL』(後楽園ホール)をもってSMASH第一章の活動休止を発表。また、所属選手であるTAJIRI、大原はじめ、朱里、真琴、児玉ユースケは3月末をもってフリーに。さらに会見に同席したTAJIRIは、残り2大会となる2・19『SMASH.25』(東京ドームシティホール)、3・14後楽園大会まで全力を尽くすと語った。
会見には酒井代表、TAJIRIが出席。まず酒井代表が活動休止に至った経緯を説明。
「突然ではございますが、3月14日の後楽園ホール大会を持ちましてSMASHの第一章の活動を休止させていただきたいと思います。一部メディアで出ていましたが、内容につきましては、(昨年)3月11日の震災以降、私の中でいまやってるSMASHに関して、私の中のことで言うと、震災前のSMASHと、震災後のSMASHという意味で、私の考えが変わってきたというところと、それに併せてTAJIRI選手の方向性と、私の方向性にズレが生じてまいりました。この約一年間近く、たくさんのファンに支えられているSMASHなので、なんとかずっと第一章を終えずに進んでいければと思ったんですけど、TAJIRI選手といろいろ協議をさせていただいて、ここでお互いを一回精算したほうがファンのためにも、私たちSMASHも含めて一番いいんじゃないかということで。どちらかと言うと、円満的に解消させていただくような運びでございます。そうなると所属してましたTAJIRI選手、大原はじめ選手、朱里選手、真琴選手、児玉ユースケ選手はフリーとなるわけですけど。あと練習生ですね。今後、みなさまのご支援のもと活動していくと思います。その際はぜひご協力いただきたいと心から思いますし、わたくしもコンテンツが違うということで活動休止ということになりましたので、何かサポートができることがあればどんどんしていきたいと思っていますので、みなさまよろしくお願いいたします。また、SMASHが旗揚げから2年経ちまして、毎回超満員のお客様におこしいただいて、そのお客様を……(ここで言葉に詰まり、涙を流す)。すみません。3月末を持ってファンクラブも閉じさせていただきますので、会員になられている方には会費を全額返還させていただきます。さきほどから重ね重ねなんですが、SMASH第一章を終えて、プロレス部門としてはひとつの区切りをつけさせていただくことになりますので、3月14日はSMASHのファイナルという形になるかと思います。残っている所属選手が精一杯イベントに臨みたいと思いますので応援よろしくお願いいたします」
続いて、TAJIRIが「ボクはこれまでですね、世界中、言葉、人種が違うところでテロが起きようが、何が起きようが、自分の信念にのっとったプロレスというものを培ってきました。その信念はこれから何が起きようと、これから未来永劫変わることはありません。俺は付いてきてくれる仲間と一緒にその信念を貫く、それだけです。よろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを送った。
そして会見は報道陣との質疑応答へ。昨年から何度かの協議を経て今年に入ってから活動休止という結論に至ったことを明かした酒井代表は、「これは人それぞれいろいろな考えがあると思いますが、私の中でのSMASHというのは人生交差点の部分があって、その中でいろんなドラマがあると思うんですけど、リングに上がって表現する人生観が、震災前と後では考え方の変化があったということです。TAJIRIさんからの言葉にもありましたが、何が起ころうともTAJIRIさんの信念は変わらない。それはいいと思います。ただ、私はどちらかと言うと、SMASHの他にも事業をやっておりまして、いろんな意味で多くの方が私の周りでもいろいろありました。そういう中で私の人生をリングに置き換えたときに、ちょっと考え方が変わってしまったと思っていただければ。所属選手たちはほぼ月一回、後楽園ホールで身体を張って人生に挑んでますので、そこで私が戸惑いがあったり、何かあるというのは彼らにとっても失礼にあたると思うし、けじめをつけたいと思ってました」とコメント。
また、SMASHと業務提携を結んでいる天龍プロジェクトに関して、酒井代表は「天龍さんは今後手術をすると思うんですけど、天龍さんが戻ってくるときにその居場所があるように私のほうでサポートしていく、そのつもりでいます」と、これまでと同様に大会運営も含めてサポートしていく模様。そしてTAJIRIからは、予定されている残り2大会に関して、2・19『SMASH.25』(TDCホール)がナンバーシリーズ終了およびこれまでのストーリーの最終回となること、最終興行となる3・14後楽園大会は『SMASH FINAL』という大会名でボーナストラックのカラーを打ち出した大会となることが明かされた。
今回の会見では、”SMASH第一章”活動休止というアナウンスだが、今後について酒井代表は「もう一回、私の中でじっくりと考えをまとめて、また新たなプロレスを提供できるように。いちおうそういう考えは持っています。(別の選手で第二章を?)そうですね。それはなんとも言えないと思うんですよね。いまこの場ではちょっとなかなか表現しにくいです」と、充電期間を経ての再出発を示唆。一方、3月大会を持って所属契約が終了し、フリーとなるTAJIRIは、「そこに練習生がいてざわざわしますが、練習生は俺とAKIRAさん、大原が責任を持って面倒を見ます。(練習生に向かって)心配するなよ、お前ら。ボクはファンのみなさんと、お前ら練習生と、選手のみんなに一緒にメッセージを送りたいと思います。ブレない、揺るぎない、信じてついてこい」とコメント。気になる今後については、「3月14日の『SMASH FINAL』まではSMASHで一生懸命がんばります。それから考えます。それが礼節というかマナーだと思います」と、まずは残り2大会に全力を尽くすことを誓った。
2010年3月の旗揚げからちょうど2年で一旦幕を閉じることとなったSMASH。TDCホールで行なわれるビッグマッチ2・19『SMASH.25』が目前に控えているなかでの衝撃発表となったが、ファイナルストーリーに全力で向かっていく選手たちの一挙手一投足を最後まで刮目せよ!!
■2・19『SMASH.25』(TDCホール)開場15:30 開始17:00
[SMASHチャンピオンシップ]
デーブ・フィンレー(王者)
vs
TAJIRI(挑戦者)
※第2代王者・フィンレーは初防衛戦
[SMASHディーバチャンピオンシップ]
華名(王者)
vs
朱里(挑戦者)
※第3代王者・華名は初防衛戦
VENENO
KENSO(全日本プロレス)
vs
サブゥー
葛西純(FREEDOMS)
スターバック(FCF)
大原はじめ(FCF)
ジェシカ・ラブ(FCF)
vs
大谷晋二郎(ZERO1)
田中将斗(ZERO1)
日高郁人(ZERO1)
[AKIRAプロデュース『あのときの新日本プロレス』]
AKIRA
大矢剛功
vs
藤波辰爾(ドラディション)
エル・サムライ(スポルティーバ)
※特別リングアナ:田中秀和 特別レフェリー:保永昇男
真琴
リン・バイロン
雫あき(お寺プロレス)
vs
高橋奈苗(スターダム)
中川ともか(エスオベーション)
花月(センダイガールズ)
[北都プロレス軍vs元IWA JAPAN軍 全面対抗最終決戦]
木藤拓也
小仲=ペールワン(暗黒プロレス組織666)
ルー・ルルル(北都プロレス)
リッキー・フジ(KAIENTAI-DOJO)
vs
松田慶三
平野勝美
岡野隆史
山田圭介
※特別レフェリー:クレイン中條(北都プロレス)
※特別リングアナウンサー:北の五郎(北都プロレス)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
児玉ユースケ
土肥孝司
vs
田島久丸(ドラディション)
YO-HEY(Fu-Dojo)
黒潮二郎
[公開プロテスト:スパーリング形式]
受験者:篠瀬晃、桐澤将城
※試合順は後日発表
※公開プロテストは本戦開始(17:00)前に行なわれる
【FIGHTING TV サムライにてニアライブ中継!】
■放送日時
2012年2月19日(日)23:00~26:00
※リピート放送あり

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