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2009年12月のアーカイブ
年に4度のボーナス到着
- 2009年12月31日 4:08 PM
- 日記
WWEから四半期に一度、MD関連のチェックが届きます。
今回はWWEベストタッグDVDの売り上げでほとんどが占められていました。
額面は…秘密!!
それにしても
ありがたいことです、ビンス様に感謝ですな。
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さらに、やべ…
- 2:50 AM
- 日記
忘年会でベロンベロンになって、こんな夜更けにYoutubeで伝説巨人イデオンのED
「コスモスに君と」
を聞いて、あまりの儚さに涙を流してる俺はアホです。
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田中将斗と戦った翌日…葉巻と犬
- 2009年12月30日 1:57 PM
- 日記
昨夜の鬼神道。
久々に対戦した田中選手はさすがでしたな。
今年ボクが対戦した日本人の中で、総合力断トツのNo1です。
世界で培った経験値、ちょいと抜きんでていますよね。
ま、そのあたりの詳しいことは追々どこかで語ってみるとして。
最近、葉巻を吸うんですよ。
アメリカにいた頃は手に入りやすかったし、恩師ビクター・キニョネスの影響で一時期結構やってたんですけど。
先日、ウルティモ・ドラゴン師匠と銀座で飲んださい、実にウマそうに葉巻をふかしていたんですな。
で、ボクも再開してみた、と。
だけど、家では吸えないんです。
なぜかというと煙の匂いが強烈だから。
というワケで、お散歩リンのときに河原で吸います。
40分ほど、ゆっくりと時間をかけて。
だけど、ごん太くんの嗅覚には相当こたえるようです。
吸い始めると、背中を向けます。
わかりやすくて、おりこうさんです。
で…本日は都内某所でSMASH関係者忘年会。
年忘れというよりも、来年へ向けての決起集会といきますか。
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新さすらい放浪記…韓国編その③
- 2009年12月29日 4:05 AM
- 新・さすらい放浪記
[2009年10月26日(月) 韓国・ソウル]
目を覚ますと、高い角度からの日光が部屋いっぱいに射しこんでいた。
どうやらすっかりお昼時のようである。
異様に腹が減っていた。
起き出し服を着こみ、すぐさま昼飯を食いに外へ出る(写真①)。
ホテルから一歩出ると、背広を着たサラリーマンやOL、作業着を着たおっさんらが、いかにも「食後でござい」と爪楊枝を咥えうろついている。
どこに入ろうかな?
海外でメシ屋をチョイスするさいのコツ。
アレコレ考えず、少しでも惹かれるものがあるお店なら迷わずサッと飛び込むこと。
詮索したところでどんなお店なのか分かるはずもないし、一度迷い始めるとその後もなかなか決まらず無駄に体力を消耗するだけだ。
というワケで、ホテル真横の小洒落た定食屋のようなお店に飛び込む。
「アンニョンハセヨ」
テーブルに着くと、オイキムチが大好物なのび太くんのお母さんのような顔をしたおばちゃんが気軽に挨拶をしてくる。
どうやら俺を韓国人と信じ疑っていないようだ。
壁に貼られたメニューを見ても…ハングルなのでチンプンカンプン。
とりあえず俺は隣の席でオッサンが啜っているスープを指差し、
「Please That one」
と、本当は得意でも何でもない英語をさも得意なように見せかけ(それだけは得意である)注文をこなす。
俺の独断だが、韓国の年配者はほとんど英語を話せない。
そんな彼らにカタコトとはいえ英語で話しかけてしまうことは、一瞬にしてこちらの立場を有利に導く秘策であることを経験的に知っている俺は実にイヤなやつである。
予想通り、助けを求めるように厨房へ向け頼まれた料理の名前を叫ぶおばちゃん。
これにて無事注文完了。
数分後、完璧なことに隣のオッサンのと同じスープが運ばれてきた。
柄の細い韓国特有の細長い金属製スプーンで中身を軽くかき混ぜてみると、豆もやしがドッサリとその上部を覆っている。
一口啜ってみると、ほどよい辛さで魚貝のダシがよく効いていた。
「うまい!!」
これはゴハンが欲しくなる…あれ?ゴハンがないぞ。
「Rice please」
俺の英語にすっかりビビッてたじろいでいるらしく、無理のある笑顔で小さく頷き返すのが精一杯なおばちゃん。
しばらくののち。
まっ白い皿が出てきた…。
「Rice please!!」
前回よりも気迫のこもった俺の注文に、おばちゃんは慌てながらも怪訝な顔でスープを指差し何か必死に説明している。
何だかよくわからないので、それでもゴハンをくださいと強引に押し通した。
しぶしぶと、ギンギラの蓋付き金属製茶碗を運んでくるおばちゃん。
そうそう、いいじゃないか。
ゴハンを一口パクつく。
スープを啜る。
パーフェクトなコンビネーションが軌道に乗りかけたそのとき。
「…ん?」
底の方から、ゴハンが姿をあらわした。
スープではなく、雑炊だったのだ(写真②)。
おばちゃんは、これを説明したがっていたのである。
なんだか無性に「負けた」感じがした。
それにしても俺の人生に、まさか韓国で雑炊をお供にゴハンを食う日がやってこようとは。
腹の中に炭水化物の充満具合を感じつつ、ホテルの部屋へ戻ってきたところで携帯にメールが。
【28日の後楽園、中止になりました】
さしたる動揺はなかった。
そうなる可能性の方が遥かに高いと分かっていたからである。
しかもそれ以上に、ハッスルが組織としてすでに機能していないことを、内部にいる俺はとっくに熟知していた。
キャンセルに伴い身辺が慌ただしくなることが予想されたので、中止に伴う必要最低限な処置を迅速におこなっておくに限る。
俺は当日後楽園へ発送してもらう手はずになっていたTAJIRIくんTシャツの発送先変更に着手した。
そんなこんなでアッという間に午後4時。
試合会場へ向かう時刻である。
5分ほど遅れてロビーに降りると、ルートゥが生意気にも腕時計に目をやりながら
「ファイブ ミニッツ レイトォォォ!!」
と、アメリカ人気取りの5流イングリッシュで叫んでくるではないか。
その英語、見せかけだけだってことは分かってんだよ!!…って、それはさっきの俺か。
会場はバスで20分ほどの距離。
オリンピックに使用された体育館で、WWEも韓国公演の際は同所を使用する馴染みのある会場だ(写真③)。

写真③…おそらく7000人は収容できます
我々外国人軍団を、カタコトの日本語が得意なWWA若手筆頭(実は若手が一人しかいない)キム・ミンホくんが控室まで案内する。
彼はプロレスリングNOAHに練習生として在籍していた時期があるので、日本のファンもご存知な方は多いであろう。
で、控え室。
壁には既に、本日の対戦カードが貼られていた。
「俺、今日誰とあたるんやろか?」
初めてとなる韓国での試合に、緊張を隠せない橋本選手。
相手はナントカというオッサンである。
このオッサン。
以前聞いた話では副業で相当稼いでいるらしく、韓国のホテル王とのことであった。
しかも前回の遠征で目にしたのだが、自らが経営するホテルの名前をガウンの背中に縫い込みちゃっかり宣伝しまくっているという、燃える商魂の持ち主でもある。
ただし、そのホテルはあろうことかラブホテルであると聞き
「なんて見境のない商魂だ!!」
と呆れ返った記憶があるのだが、そこは前述したとおりラブホテルとビジネスホテルの境界が曖昧な韓国のこと。
橋本選手にとって強敵であることになんら変わりはない。
そんな話で盛り上がっているところに、見覚えのある黒い巨漢が姿を現す。
「TAJIRI Saaaan!!」
ボブ・サップ大明神、堂々の光臨。
予想もしない異国で再会したとなると話もはずむ。
「今週は韓国。それが終わったら日本のIGFで、その翌週にはフランス、その次は南アフリカ。相変わらず、俺様は世界を股に掛けるインテリジェンス・モンスターだぜ、ガハハハ!!」(意訳)。
まさに、プロレス・スーパースター列伝に登場する騒々しい外国人を地でいくナイスガイだ。
その一方、控室の片隅で非道さんと円華クンが、呆然とした顔で何やら今しがた起きたことについて真剣に語り合っているではないか。
「どうしたんですか?」
「いやな…誰だか分からないオッサンがいま控室に入ってきてな、そこの誰かのカバンの奥の方にあった水を勝手に取り出して飲んで、またカバンに戻したんや」
「呆れましたよ…」
韓国、恐るべしである(写真④)。
おそらく何の説明もなしに、定刻より1時間近く遅れ試合開始。
橋本選手は例のホテル王相手に、第一試合で敗れてしまった。
しかもそれが酷い試合だったらしく、橋本選手自身「人生でいちばんダメな試合だった」と、このまま滝壺に飛び込んでしまうのではないかと思えるほどの凄まじい落ち込みっぷり。
「あんなヘタクソなヤツ、許されていいんですか!?」
オッサンの技量に相当な問題があったらしく、次第に怒りが込み上げてきたようだ。
「だけど橋本選手。あのオッサン、大金持ちのホテル王らしいよ」
「…マジっすか!?」
「ゴマをすってきます」と言い残し、オッサンの控室へ足早に消える橋本選手。
彼もまた‘‘列伝‘‘に登場してきそうな、素晴らしいキャラクターの持ち主である。
俺は試合巧者GENTAROを相手に、お互い基本技ばかりで15分ほど戦い抜き、辛くも勝利をおさめた。
それにしても驚いたのが、まるで壊れたギアでも取り付けられているかのように変幻自在で高速になったり低速になったりするレフェリーのカウントである。
なんでもない首投げで音速のようなカウントを取ったかと思えば、絶対決まるような大技でシャクトリ虫の歩みのように低速なカウントを入れるのだ。
しかもあとで判明したのだが、そのレフェリー。
勝手に水を飲んでカバンに戻したオッサンだったから、韓国プロレス界の底は知れない。
試合後の大宴会も毎度恒例(写真⑤)。
ホテルへ戻ると、俺はハッスル関係の処置で相変わらず大わらわだったが、隣のレザー・フェイスの部屋では非道さんを中心に、まだまだ宴が続いているようであった。
と、部屋の電話が鳴った。誰だろう、こんな夜更けに。
「ハロー?」
「…スリスリ」
「スリスリ?」
「…」
「スリスリ」とだけ言い残し、電話の向こうから男の声が聞こえてくることは二度となかった。
「スリスリ」とはいったい何なのか!?
ハッスルの今後のことも相まって、頭の中が混乱を極める韓国二日目の夜であった。
―続く
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