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いよいよ明日!! 『SMASH14の歩き方…その②』


いよいよ開催を明日に控えた2・25『SMASH.14』(新宿FACE)。今回も注目度の高い全6試合がマッチメイクされているなか、プロレス部門のプロデューサーを務めるTAJIRIに『SMASH.14』の各試合の見どころを語ってもらった。
■第1試合:児玉ユースケvsアズールドラゴン
「児玉には外敵を迎え撃つ役どころも与えていこうかなと」

【見どころ】
初参戦となるアズールドラゴン選手に関してですが、実はmixiを通じて本人から売り込みがあったんですよ(笑)。その前から彼の名前は知っていたんですけど、九州にいる知人に聞いてみたら地元ではわりと名前が知られている選手だということで、まずは動画を送ってもらったんですよね。で、その動画を観てみたらわりといいじゃないかということで、一度呼んでみることとなりました。
そして対戦相手となる児玉に関してですが、もうすぐデビューしてから1年が経ちますし、これからチケットがたくさん売れる選手になってもらうためにも、“新人”という意識は捨ててもらって外敵を迎え撃つ役どころも与えていこうかなと。児玉本人もさらなるステップアップを目指して今大会からコスチュームを全面リニューアルするようなのでかなり気合が入ってるみたいですよ(笑)。
まあ、ボクなんかは児玉と同じくらいのキャリアで団体を辞めてメキシコに行っちゃいましたからね。SMASHは小さな所帯なんで、他と比べて5倍くらい早く成長して戦力になってもらわないと困るわけですよ。だからと言って無理にプッシュするつもりもないんですが、要は本人のやる気次第ですよね。
■第2試合:TAJIRI&矢郷良明&大家健vs華名&紫雷美央&紫雷イオ
「矢郷さんの怪文書がすべてを殺気立たせてしまった」

【見どころ】
最後になって矢郷さんから『矢郷良明からの文学的手紙』が送られてきたことによって、この闘いが俄然殺気立ってきましたね。それまではちょっとお遊び的な見方をされていたと思うんですけど、矢郷さんの怪文書によって、あれを読んだ人も含めて殺気立たせてしまったような気がします。
実は、ツイッターを通じて女性ファンから「不快です」という抗議がボク宛てに届いたんですけど、これはいいことだと思うんですよ。それだけみんなが本気になってるっていうことですからね。プロレスっていうのは予定調和のお遊戯会じゃないんだから。
あとは、大家選手が会見で見せた荒れ狂う様も実に殺気立っていたというか、あのときに向かいのオフィスにいた人たちが大家選手の叫びを聞いて何事かと思って集まってきちゃったぐらいなんですよ。
そして、対する華名たちについてなんですが、向こうの言葉はあまりこちらには届いてきてないんですよ。表ではバカにしてるかもしれないけど、裏では静かに怒りを溜め込んでいるんじゃないかなと。紫雷姉妹なんかは鎖ガマやナイフなんかを研いでそうですよね。
ボクは前回のダブルヘッダーで彼女たちが無差別テロを昼夜にわたって仕掛けてきたこともあってかなり頭にきていたんですけど、周りが殺気立ちすぎちゃってボクひとりが今となっては冷静になってるような気がしますね。まるで“プライドという縄張り”をかけた●●●たちの争いみたいな感じですよ。
■第3試合:KUSHIDA&木藤裕次vs大原はじめ&クリスチャン・クルキィー
「KUSHIDAには独自の味をそろそろ身に付けてもらいたい」

【見どころ】
クルキィーは、FCFから送られてきた画像を見たかぎりではかなり良さそうな素材じゃないかと思いますね。FCFのボスであるスターバックも、「俺がこれまで教えてきた生徒の中で一番優秀な奴だ」と言ってますし、FCFの将来を背負って立つエース候補のひとりなんでしょう。
あと、大原に関してはここ最近、レスラーとしての色気が凄く出てきているなと。この前、『SMASH.13』(2011.1.29/新宿FACE)のテレビ中継を録画していたので観たんですけど、大原がKUSHIDAからフォールを奪ったときに解説の小佐野(景浩)さんが「当たり前に勝ちましたね」って言ってたんですけど、それを聞いて小佐野さんのなかでも大原のほうがKUSHIDAよりも格上にあると思っているのかなっていう気がしたんですよ。
実際、旗揚げ時はKUSHIDAのほうが色気という部分では大原よりも若干上回っていたんですよね。だけど、ここ最近の大原は完全に抜いたような気がしますし、会場人気も大原のほうがあるような気がします。だから、KUSHIDAも、レスリング技術があるのはみんなわかっているんですけど、やっぱりわかりやすい言葉で言うと“色気”なんですよね。プロレスラーとしての独自の味をそろそろ身に付けていかないといけない時期にあるのかなと。本人もそれがわかっているから「新日本プロレスに武者修行に行きたい」と言い出したのかもしれないんですけどね。
KUSHIDAも若手と思われていたら実はもう27歳なんですよね。ボクが日本を飛び出して本格的に海外へと渡ったのがちょうど今のKUSHIDAと同じ歳の頃だったんですよ。だから、あいつのなかでもそろそろ焦りがないはずはないので、この試合はそういう点も意識してやってくれるんじゃないかと思いますね。
で、木藤裕次に関しては今話していてもまったく名前が出てきませんでしたよね。もう無色透明の寒天のような男、凡人の中の凡人なんですよ(笑)。だけど、凡人もその道を究めていけば非凡になるという、そういう可能性がある、世にも稀なタレントのような気がしますね。だから彼には寒天の味のなさ、フカヒレの味のなさ、だけども料理を最高のものに引き立てるような選手になって欲しいなと。そうすればSMASHのなかでも誰にも奪われることがない不動のポジションを確保できると思いますね。
■第4試合:朱里vsリン・バイロン
「リンは自分から破滅への道に向かっているような気がする」

【見どころ】
最近のリンの発言だったり態度から感じ取れるのは、なんだか自分から破滅への道、もしくは他人が行きたくない方向へと向かって行ってるような気がするんですよ。で、その向かっている先がもしかしたらブラックホールみたいなところだったりすると、ウルトラマンみたいにアンドロメロスになって生まれ変わるかもしれないし(笑)、そのまま宇宙の闇に消えて行ってしまうかもしれない。そういう意味で最近のリンはマインド的にもかなり危険ですよね。
そんな状態のリンが朱里ちゃんに嫉妬をして闘うということなんですけど、朱里ちゃんには足の先に鉛がついたような重たい蹴りという武器があって、一方のリンには手足の先に鋭利なマサカリがついたような鋭い打撃という武器があるんですよ。リンの突然伸びてくるソバットなんかはなかなかのものですよ。
おそらくリンは単に嫉妬しているだけじゃなくて、なにかきっと企みがあると思うんですよ。それがさっき言った破滅への道に繋がっているんじゃないかなっていう気がしますね。そして、朱里ちゃんはこの試合に勝ったらリンに言いたいことがあるみたいなんですけど、それもまた気になるところです。
■セミファイナル:大森隆男vsスターバック
「スターバックにとって、大森さんは想定外の嫌な相手なんじゃないかな」

【見どころ】
スターバックにとっては想定外の嫌な相手が出てきたんじゃないかと思うんですよ。まず、日本という国において大森さんのようなあれだけ大きい選手が現われるとはスターバックも想定外だったはず。そして、ボクやAKIRAさんと闘ったような感じとはまた違うというのもわかっているはずなんで、大森さんと闘うにあたってスターバックがどのような試合を見せるのかも楽しみではありますね。
あと、大森さんからすると、もちろんスターバックとの勝負ではあるんですけど、ボクとAKIRAさんに対する勝負でもあるんじゃないかなと思うんですよね。おそらく大森さんというのは、そういうところまで気にしてしまうような人ではないのかなと。
それとボクもAKIRAさんもそうなんですけど、スターバックというのは闘う相手に人生をかけさせるような、そういう雰囲気を持った男なんですよね。だから、スターバックはただプロレスができるレスラーではないんですよ。なんかもうボクらが生まれるずっと前からあの男はこの世にいたような感じがするんですよね(笑)。
あと、『SMASH.13』(2011.1.30/新宿FACE)でのスターバックvsスペル・クレイジーの一戦で、最後にスターバックがイスの上でパイルドライバーを炸裂させてクレイジーをKOしてしまったシーンを観てて思ったんですけど、スターバックはすべてをひれ伏せさせることで自分を神として復活させようとしているのではないか、そういうスイッチがあの試合で入ってしまったような気がするんですよね。だから、大森さんは今一番怖いスターバックと当たるんではないかと思うんですよ。
そんななかで大森さんがスターバックに勝つためには、当たり前の話なんですけど必殺パイルドライバーをいかに食らわないかっていうことですよね。ボクやAKIRAさんと違って、大森さんは体重があるぶん、パイルドライバーを食らってしまったら一発でやられてしまうと思うんですよ。まあ、大森さんも秘策を持っているようなんですけど、はたしてそれがさらに神々しさを増しているスターバックに通用するのか、そこが勝負のポイントだと思います。
■メインイベント:TAJIRI&AKIRAvsマイケル・コバック&サイボニック・マシーン
「コバックが支配する地獄の使徒たちが日本行きを狙ってる」

【見どころ】
大会直前にサイボニック・マシーンの写真が公開されたんですけど、一番驚いたのはコバックが描いたイラストと実物画像がそっくりで、コバックは絵が上手いんだなと(笑)。まあ、それは置いておきまして、写真で見ただけの判断なんですが、サイボニックの身体の厚みは凄そうですね。まるで3Dみたいに飛び出てくるんじゃないかと思いましたよ。あとは、あの風貌がとにかく不気味ですよね。マシーンというよりもやはり生物ですよね。ドブに住んでいるような、そういうグロさもありますよ。
あの写真を送ってくれたのは、ボクがフィンランドで知り合った日本人のお医者さんなんですけど、その方は向こうでプロレス記者もされているようで、入手した情報によればコバックはヨーロッパ全土に手下、つまり“地獄の使徒”がたくさんいるみたいなんですよ。
例えば、“地獄のスワロー”と呼ばれる空中技が得意な超イケメン選手、“地獄のエルビス・プレスリー”という異名を持つ詐欺師みたいなオッサン選手、あとは“地獄の道化師”という異名を持つ全身黒光りで筋肉ムキムキの選手だったり、“地獄のターザン”と呼ばれてる奴もいるみたいで、そんな奴らが日本行きを狙ってるとのことなんですよ。
ということで、地獄のフタが開いて魑魅魍魎がこの世にはびこってしまっては大変なことになってしまうので、ここはボクとAKIRAさんでコバックとサイボニックをこてんぱんにやっつけてしまって最小限の段階で食い止めたいと思います。
それと、ボクは『SMASH.13』でコバックとやって負けてしまったんですけど、一回闘ったことによってあいつへの恐怖心みたいなものはなくなりました。だけど、その一方であいつが欧州全土でたくさんの地獄の使徒を抱えているという、その強大な権力だったり、独裁力には今までプロレス界にいて味わったことがない恐怖がありますね。
■「『SMASH.14』を観れば『SMASH.15』がさらに面白く観れる」

今回は3・18『SMASH.15』(後楽園ホール)に向けたサプライズであり、鳥肌ものの発表ごともいくつかあります。まずは、『SMASH.15』に参戦するトミー・ドリーマーの対戦相手を発表します。そして、それとは別に元ECWヘビー級王者の参戦が決まっていますので、その選手が誰なのか、これをエクストリームな形で発表できればと思っています。どのタイミングでその発表があるかは、ぜひ『SMASH.14』に足を運んでもらって楽しみにしていただければなと。
まあ、正直に言ってしまえば、今回の大会は『SMASH.15』とセットで必ず観てもらいたいんですよ。これはナンバーシリーズのスタンスとしてはいつもと変わらないことなんですけど、『SMASH.14』を観れば『SMASH.15』がさらに面白く観れる、これはいつも以上に強調したですね。
JCBホール前のときもそうだったんですけど、大勝負を前にしたときのパワーが充満していたじゃないですか。あのときと同じようなことが『SMASH.14』でまた起きるような気がするんですよね(ニヤリ)。
■2・25『SMASH.14』(新宿FACE)開場18:00 開始19:00
【メインイベント】
TAJIRI&AKIRA
vs
マイケル・コバック&サイボニック・マシーン
【セミファイナル】
大森隆男
vs
スターバック
【第4試合】
朱里
vs
リン・バイロン
【第3試合】
KUSHIDA&木藤裕次
vs
大原はじめ&クリスチャン・クルキィー
【第2試合】
TAJIRI&矢郷良明&大家健(ユニオンプロレス)
vs
華名&紫雷美央&紫雷イオ
【第1試合】
児玉ユースケ
vs
アズールドラゴン(プロレスリングタフス)
■当日チケット発売は17時より発売スタート)
特別リングサイド:7,500円
立見席:5,500円
U-18席(18歳以下対象の立見席):2,500円

※U-18席をお求めの方は、ご購入の際に年齢確認をさせていただきますので、身分証明書を忘れずにご持参ください。
※入場の際にドリンク代別途500円が必要となります。

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