Home > 主観的試合レポート > 『主観的試合レポート』Vol2

『主観的試合レポート』Vol2

●2009年11月23日 新日本プロレス 後楽園ホール大会

棚橋弘至・後藤洋央紀VS田中将斗・TAJIRI

棚橋(17分44秒・片エビ固め)TAJIRI

観衆の「本気」が、リングに押し寄せる瞬間というものがあるのよ。

それは、華麗な技に対する「オォォォー!!」という感嘆の声が押し寄せるとか、そういうのとはまた別次元で。

なんというか…声にもならない本気の‘‘気‘‘とでもいうか。

非常に感覚的な部分だからして、言葉にするのは難しいんだけど。

で、この試合。

そんな瞬間があったわけ。

どのシーンかというと、俺と田中選手にタライ回しにされた棚橋クンが隙をつき反撃し、コーナーの後藤選手へタッチにいくも、ダメージの深い後藤選手はまだ場外でコーナーには戻っておらず。絶望に打ちひしがれる棚橋クンの背後から、俺と田中選手がニヤつきながらジワジワ迫ってくるシーンだったんだね。

ベタベタなスリルというか切迫感。

絶体絶命なヒーローの背後に迫る悪魔の手。

そのカラクリこそが、プロレスを見せるうえで最も肝心な基本だと俺は思うの。

ま、一種のヒーローショーだよね。

プロレスとはヒーローショー。

アメリカやメキシコでプロレスを学んだ俺の感覚としては、そっちのほうが正直本音だ。

だから、思う。

重要なのは「技」を見せることではなく、「キャラクター」を見せることなんだって。

誰がどんなキャラクターなのかハッキリさせておかないと、リングで織りなす「物語」を楽しんでもらうことなんて出来るハズがないんだから。

登場人物にそれぞれ個性がなかったら、どんなに優れたストーリーだろうと面白くもなんともないでしょ?

この試合、滅多にないほど奇跡的に、それぞれのキャラ設定が理想通りピタリとハマッた。

だから誰もがたいした技を繰り出さずとも(もっとも俺は常にキックとエルボー程度しか使わないが)観衆がエキサイトしっぱなしだったんだと俺は分析しているのよ。

アメプロも、ストロングスタイルも関係ない。

突き詰めれば、プロレスの基本は一緒なんだと確信を得ることができた試合。

最後は棚橋クンに敗れてしまったけれども。

俺にとっては歴史的発見のあった、最高の試合だったというわけよ。

Comments:27

09-12-31 (木) 20:42

もうtajiriさん、最高。超カッコイイです。いつも応援しているので、頑張ってください。  

juan fco 09-12-01 (火) 12:38

hola tajiri espero que te estes muyy bn saludos desde mexico, ojala algun dia puedas escribirnos algo dedicado a mexico y bueno aunque sea un hola en español jaja, gracias desde mexico te deseamos muy buena suerte :) saludos

もん 09-11-29 (日) 23:34

TAJIRIさんの記事を読むと本当にプロレスはストーリーなんだなと痛感させられます。
勝ち負けを超えたインパクトって新日本ではあまり見ませんからね。
健闘を称えられる敗者は居ても次の試合が見たいと思わせる敗者が本当の一流なのかもしれませんね。

タジリラブ 09-11-29 (日) 20:19

今日棚橋は、死角なしだとさ。TAJIRIさんから言わせると棚橋は、隙だらけでしょ?
明日の試合はかなり面白しらそうですね!

明日は勝って棚橋ファンに石を投げられよう!

タジリラブ 09-11-29 (日) 9:04

棚橋はカッコイイし強いけど何か不器用に感じる。それに対してTAJIRIさんは、器用なプロレスを見せてくれる。
いつもワクワクさせてくれる試合を期待しています。

クルリン 09-11-29 (日) 8:28

ごめんなさい TAJIRIさんですね 打ち間違えました

クルリン 09-11-29 (日) 7:05

そうですね役者が揃いましたね

進化しづつける棚橋選手にとっても 間違いなくTAJHRHさんとの対戦 新たな世界が開かれるはずですよね

久しぶりにワクワクしながら観戦できました

mac 09-11-29 (日) 6:26

プロレスに感じるカタルシスが、やはり勧善懲悪にあるのは判りますね。

長いストーリーラインで(時には不完全決着もありつつ)「最後にベビーフェイスが勝つ」というシリーズも良いですが、個人的には、一試合(地方の人間が生で見る事ができるのはその試合のみ)の中で、ヒーローがスカッと勝つという構図には震えます。
弾丸・ジャパニーズパズソー・太陽の天才児、役者のそろったすばらしいマットだったのでしょうね。
次の主観的リポートも期待しています!

TAJIRIこそ最高のプロレスラー 09-11-29 (日) 2:38

TAJIRIさん最高
一生応援しますよ!

棚橋なんか「ジャパニーズバズソー」の足元にも及ばない

うめぇよ 09-11-29 (日) 0:10

TAJIRIさん

TAJIMA 09-11-28 (土) 23:35

TAJIRIさん!僕もプロレスラーになりたいです!!!
トレーナーは勿論TAJIRIさんで!

タジリラブ 09-11-28 (土) 23:15

最高のパフォーマーTAJIRIさん!
友達になりたい。

ポリン 09-11-28 (土) 22:02

ずっと気になってたんですけど
例えば悪役とヒーローがハッキリしてる場合でも、
悪役のファンなら
悪役の応援してもいいんですよね??
ブーイングしたほうがいいのかなあ?とも思ったり・・・
でもやっぱりいつでもTAJIRIサンの応援がしたい!!

TAJIMA 09-11-28 (土) 21:39

どうやら棚橋君は、スケールのでかいことを求めています!
スケールのでかいこと、やっちゃってください!

あさいむーんさるとぉ 09-11-28 (土) 19:06

でもTAJIRIさん入場の時には手拍子普通に聞こえてましたし(TV視聴です)
ハンドスプリングエルボーの時にも普通に「うおおお」なってましたね(´・ω・`)
歓声浴びちゃだめじゃない!ッテ思ったけど、人気あるからしょうがなく
嬉しかゆしですね(´・ω・`)

言及されている、コーナーにいない後藤選手いないシーン、その後カサカサカサ
って四つんばいで後退していくTAJIRIさん気持ち悪かったです(←褒めてます)。

ハンニャバル 09-11-28 (土) 18:12

TAJIRIさんは才能があるんだから

こんな島国出て海外で活躍された方が良いかと

ぷー 09-11-28 (土) 17:15

プロレスがヒーローショーであり
棚橋選手がヒーローであるとすれば・・・
TAJIRI選手が負けるのは何の問題もありません。
むしろ、ブーイングが少ないのは問題だと思います。

名古屋でTAJIRIシャツ着てブーイング浴びたい^^;

仁美 09-11-28 (土) 17:08

新日本のお客で、チケットとグッズを買うのが、棚橋ファン
チケットと足代を貰うのが、中邑ファン
相手が棚橋だったから、感じれたんでしょうね。

タジリラブ 09-11-28 (土) 16:38

秘策があるから棚橋に勝ちますよ☆
12月5日にわかります!

将来TAJIRIを倒す男 09-11-28 (土) 16:13

TAJIRIは必ず棚橋に負ける
100年に1人の逸材に勝てるわけないじゃん(笑
TAJIRIは毒霧がなきゃ勝てないもんな

匿名 09-11-28 (土) 15:06

連日投稿お疲れ様です。とても楽しみに読ませて頂いております。

試合は見ていないのですが(すみません)、この文章を読んで
なぜか全日本プロレス、四天王時代の菊地毅選手をふと思い出しました。

タッグ戦で大型外国人選手に捕まる菊地選手が、もうボロボロのメッタメタ
にされるも反撃。コーナーへタッチを求めるも、味方がやられていなかったり
足をとられて引き戻されたり…

それこそTAJIRIさんのおっしゃる「ベタベタなスリルというか切迫感」
に自然と感情がのり、それがとても楽しいんですよね、観てる側として、、

とりとめも、まとまりもないですが、これからも期待してますので、頑張って下さい。
憎ったらしいと思った時はおもいっきりBOOOOOOさせていただきます。

fuente 09-11-28 (土) 14:36

初めてプロレスを見て凄いって思ったのは、「技」だったかも。自分が出来ないような激しいぶつかり合い、華麗な動き。でも回数を重ねるごとに心惹かれるのはその技を繰り出す人物そのものに。
難しいことは分からないけど、キャラクターがはっきりしている方が見ていて感情移入出来るのは確か。
せっかく会場に見に行っているのだから、冷めた目線で技の優越を分析しなんとな~
く「オオオォォー」って言ってみたりするより、TAJIRIさんの言う「声にもならない本気の‘気’」を出しまくりたいものです。
そんな試合を意識して作ってくれる仕事人がもっと増えたら、会場に足を運ぶ回数は自動的に増えるのに。

mk 09-11-28 (土) 13:53

初めまして(^_^)
昨夜、この試合を見させてもらいました。
会場で見れなかった事を後悔しています…(T_T)
名古屋行きたいな☆
TAJIRI選手が、どんな試合を作るのか会場で見たいです(≧▽≦)/

yatszin 09-11-28 (土) 13:40

当日南側の席からECWチャントを時々送りながら観戦してました。
新日本(しか見てない)ファンの殺気が凄まじかったです。
なるほどTAJIRIさんがリングで感じ取ってた「気」もそれだったのかもしれませんね。
8月の真壁戦の時もかなり場内殺伐としてましたが、今回はそれ以上だったかも。

タジリラブ 09-11-28 (土) 13:38

さすがTAJIRIさん!
田中選手にボディスラムを三回させたのも見てる側は基本の技だけど面白かった。だからTAJIRIさんの試合は飽きないんですよ〜。

まっするまにあ 09-11-28 (土) 13:32

奥深いテーマですが国民性や団体の性格なども違いますしそう単純に割りきれるものでもないと思います。同じことをやっても受け入れられないシチュエーションもあるでしょうし。もちろん、TAJIRIさんがおっしゃるように生の感情を揺さぶることがプロレスの基本であることはその通りなんでしょうが、そのままには受け入れかねます。今後とも刺激してください!

my 09-11-28 (土) 13:05

そんなTAJIRIさんのキャラが大好きですよ!!
観たかったなぁ(T.T)

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:1

Trackback URL for this entry
http://www.japanesebuzzsaw.com/archives/242/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
『主観的試合レポート』Vol2 from JapaneseBuzzsaw.com プロレスラーTAJIRI 公式サイト
trackback from 阪神と格闘技と「あるがままに」 09-11-28 (土) 14:10

【プロレス版城島が語る】TAJIRIの「プロレスとは何ぞや?」

 当ブログに来訪頂いた、プロレス版城島(メジャー帰り)のTAJIRI選手。 当ブログでも注目していた、23日の後楽園大会の試合。この試合は、本人的には、かなり手ごたえがあったようで…

Home > 主観的試合レポート > 『主観的試合レポート』Vol2

タグ
携帯・モバイル
ブックマーク
月別アーカイブ
Calendar
« 2010 年 9月 »
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Return to page top